2016/06/10

梅しごと



何年も前に知り合いの奥様から教わった梅味噌、そういや簡単でおいしくて感動したな〜、と思い出して作ってみることにしました。その時のレシピは手元に残ってなかったけれど検索してみるとどれも似たような配分で、うっすら思い出されてきました。

☆梅(黄色く熟したもの):味噌:砂糖=2:2:1☆
梅はさっと洗ってヘタを取って水気を拭き、味噌、砂糖を交互に重ねてラップで蓋をし、1月ほど冷蔵庫で保存し、梅がゆるくなってきたら清潔なスプーンでかき混ぜる。食べごろはつけ始めから2〜3ヶ月後。種が取り出しやすい状態になったら取り除いておくと使いやすい。1年くらいで食べきる。サラダにかけたり炒めものにも使える。


梅しごとは塩や砂糖、一緒に漬け込む材料の配分で仕上がりに差がでるのが面白い。私が特に気になるのは仕込む時の梅の状態。一度父がつけた酢漬けが素晴らしくふっくらやわらかく出来た年があって、どんな条件だったのか毎年梅が出まわる時期になると気になります(はっきりした答えは返ってこないので今後の私の課題です…)。その梅は大事に少しずつ消費しています。野生化しているウチの梅の木も手をかけて毎年元気な実がつくようにしよう。

結果が出るのは数ヶ月先、それくらいの時間の流れや変化を楽しむ心の余裕を持って生きているのがいいんだろうなと思います。